2007年9月14日(金) 晴れ 最高気温32度
走行距離 392Km
今日も元気に5時半の起床である。
キャンプで寝泊りすると、夜早く寝て朝早く起きるという、
ともて規則正しい生活リズムになり身体に良い影響を及ぼしていることは確かだろう。
早朝の上富良野日の出公園キャンプ場、
フカフカの芝がとても気持ちよかった。
ここは苫小牧や小樽にそう遠くはない事もあり、
北海道最初や最後の夜に使う人が多いみたいだ。
フリーサイトは小さな丘の斜面に点在している平面にテントを張る事ができる。
Angleは荷物がたくさんなので駐車場に一番近い場所に設営したのだ。
殆どのライダーは駐車場に一番近い広場にテントを設営するのだ。
こちらは、バイク専用置場とトイレ。
昨日に続き、今日は長丁場、早めにスタートする。
まず、はじめは富良野で有名なファーム富田に寄ってみる。
ファーム富田。無料でお花畑を観賞する事ができるのだ。
広い園内を見て周ると、何か日本ではなく欧米のファームにいる様な錯覚を覚える程である。
ラベンダーは既に終わっているが、マリーゴールドが迎えてくれたのだ。
広い園内を歩いていると見事がお花の絨毯を見つけた。
サルビア・ファリナセア。
メキシコ産、シソ科と書いてある。
一見ラベンダーかと間違えた程鮮やかな紫色。
これも、サルビア・ファリナセアである。
こちらはサルビア・スプレンデンス。
ブラジル産、シソ科。
なるほどサルビアといってもいくつか種類があるらしい。
黄色の花はお馴染みマリーゴールド。
これが鮮やかな花の絨毯の正体である。
更に百日草。メキシコ産、キク科。
コスモス。メキシコ産、キク科。
この花を見ているとすっかり秋という感じになる。
クレオメ。アメリカ産、フウチョウソウ科。
一回りしたところで、一休み。
まずは、ファーム富田で取れた富良野メロンである。
甘くて美味しいのだ。
次は、ラベンダー蜂蜜プリン。
朝から美味しいスイーツが頂けるのも北海道ならではの楽しみなのだ。
このまま、富良野に滞在したい気持ちを抑えて、次の目的地日高に向かう。
正面は夕張岳??
これから峠を幾つか越えて海に出るのだ。
日高、サラブレッド街道。真っ青な海がお出迎え。
鉄馬と生馬である。
大好きなお馬さんがこんなに間近に見れるなんて最高である。
富良野からずっと走り詰めだったので、
道の駅サラブレッドロード新冠のレストランで
昼食を取る事にした。
今日は北海道では有名な豚丼¥700を頂いた。
豚丼といえば帯広が有名だが、道の駅のレストランでもなかなかのお味であった。
今回は寄れなかったが次回は帯広の元祖豚丼を頂きたいものだ。
さすが、北海道である、こんなに大きな牧場がたくさんある。
Angleは引退したら、こんな牧場で馬と一緒にのんびりと暮らしてみたいのものだ。
日高サラブレッド街道を走っていると、
懐かしの名馬たちの名前が書かれた看板をいくつも見た。
時間さえあれば、寄りたいのであるが、
今回は諦める事にする。
必ず、もう一度来る事を約束しよう。
さて時間も押しているので、
今回最大の目的である、
アイツに会いに行くことにする。
待ってろよ怪物!!
いたいた、遂に会う事できた。
感激、感激!!
少し遠にいるのではっきりと顔が見れないのが残念である。
でも、元気そうでなによりだ。
怪物よ!!
お前が背負った使命は非常に重いが、
必ずやその使命をまっとうしてくれると信じている。
お前の優秀な遺伝子を持った若駒達がターフを駆けるときを
今から楽しみしているのだ。
そう、今回の北海道で一番楽しみにしてたのは、
怪物、
彼と会う事だったのだ。
もう、感無量なのだ。
しばらく、彼をぼーっと眺めていたら、
あまりの暑さに頭がぼーっとしてきた。
しかし、今日はなんて暑いのだ。
参った、参った。
さて、先を急ぐことにしよう。
次は室蘭の地球岬に向かうのだ。
今夜の宿泊地である洞爺湖に明るいうちに着きたい、
時間短縮のため高速を使う事にした。
室蘭までは30分程で到着である。
陽が傾き初めているが、まだ景色はバッチリ見れるのだ。
こちらが地球岬灯台。
地球岬の語源であるが、この岬からの眺めが丸井地球を思わせるから
名付けられたのかと思っていたが、実は断崖を意味するアイヌ語の「チケプ」に由来するらしい。
地球岬を後にして、洞爺湖を目指す、
距離もあまりないので下道を使うつもりであったが、
ナビの誘導のまま走っていたら、いつの間にか高速の入り口に来てしまった。
後戻りもできないのでそのまま入る事にしたが、一般道優先のナビ設定を間違えていたらしい。
時間を有効活用??して洞爺湖方面に進む途中に昭和新山があったので寄って見た。
昭和新山は昭和になって十数回の噴火によりできた山である。
昭和新山を見た後は、洞爺湖をぐるりと半回転して、北海道最後の野営地、
とうや中央公園・小公園キャンプ場についた。
テント設営後、近くの洞爺温泉いこいの家に行ってさっぱりした後は
北海道最後の夕食を楽しむ。
北海道最後の夕食はお馴染み、レトルトのクリームシチューかけご飯なのだ。
これは、これで美味しいのだ。
明日は最後の北海道だが、午前中に千歳に戻らなくてはならないので支笏湖を見て終りになるだろう。
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