カーナビスタンドホルダー

9月23日〜10月2日

鉄馬で旅をすると、どうしても必要だと思うものがカーナビである。
車では標準装備されているので、何処に行くにもナビに頼りっぱなしである。
そんな状況であるから、鉄馬で何処に行くにも、常に地図を確認しながら走らなくてはならないし、
間違えては戻ったりと、余分な体力と神経を使う事になる。
そんな時、ナビがあったらナーとつくづく思うのである。
もちろん、十分な資金があれば、ポータブルタイプのDVDやHDDナビを購入し、ササキスポーツから出ている、
ナビホルダーを買えば良いのであるが、いかんせん鉄馬のローンで手一杯であり、そこまで手が出せないのが現状である。
そんなおり、親父の車に乗った時にポータブルタイプのGorillaが付いているのが目に入ったのだ。
親父も76歳で、あまり車には乗らなくなっている。そこで、そのGorillaを旅の時だけ拝借することを思いついたのである。
このナビをR1150Rに取り付けるには電源の確保とスタンドを固定するホルダーが必要である。
既にナビを使用している、La-permさんに電源プラグの事を聞いて、延長用の車用電源プラグ&ソケットのプラグのみを
BMW用電源プラグに付け替えたのである。
後はスタンドであるが、これは以前使用したスタンドが残っていたので、それを使う事にした。
ちなみにスタンドは市販のものでも2000円位である。


車と併用できるように、プラグのみBMW用電源プラグに付け替えた。

ホルダーはパイプを壁等に止めるステー2枚でハンドルを挟み、隙間はゴムロールを適当なサイズに切って間に挟みボルトで固定する。
そのステーにスタンドをボルトで止めるという簡単な構造である。挟んだゴムロールは防振にも役立つ。



パイプ等を止めるステー2枚と防振用のゴムロール。


出来上がったプロトタイプのホルダー。すごく単純構造である。


プロトタイプにGorillaを装着。

出来上がったプロトタイプを検証したところ、残念ながらメーターやランプ類がほとんど見えなかった。
もっと低く手前の位置に変えなくてはならない。
そこで、2枚のパイプ用ステーを止めているボルトを長い物に換え、更にその先端に平板の長めのステーを固定し、
その平板ステーの先端にスタンドをボルト止めする様に改良した。


改良版ホルダー。


改良版ホルダーにGorillaを装着し、
電源アダプタやケーブル類を収納するために、
ミニタンクバッグを購入した。


今度はメーターとランプ類はほとんど見える様になった。

以前から使っていたタンクバックはサイズが大きくナビが邪魔になるため、ミニタンクバックを購入した。
この中に、電源アダプタやケーブル類を収納した。上の写真ではメータ類が見えないようにも思えるが、
実際はしっかりと見えるのである。次回、実際のツーリングで検証を行うつもりである。