房総へちょっくら散歩


11月25日(土) 快晴、 最高気温17度


8月に東北巡業して指の間接を痛めてしまった。
というより、鉄馬に乗り始めてから指の関節痛が酷くなってきており、
RTに買い換えて距離を乗るようになってから更に悪化したようだ。
医者の所見ではヘパーデン結節という名前の変形性関節症の一種とのこと、
手指関節の軟骨が磨り減ることで骨と骨がぶつかり炎症を起こす。
酷くなると骨が磨り減って間接が変形してしまう。
幸い私の手指関節は痛みのみでまだ変形はしていない。
ただし、治癒する事は無い。
酷くならない様にしながら上手く付き合っていくしかないようだ。
原因は不明だが仕事がら長年指を酷使してきたのが最もな理由だと思う。

ここ2ヶ月間様子を見てみたが、良化も悪化もしない。
それでは、鉄馬に乗ったらどうなるのだろうか?
これは、実際に試すしかないので今回少しだけ乗ってみる事にした。

走行距離280Km

朝7時スタートである。
安いGSに寄りたいがために原木中山ICまで20分程渋滞にはまる。
半クラとブレーキングの連続。
これが一番指に負担がかかるのだ。
GSまではまったく指には異常がなかったのに、やはり痛みはじめる。
これ以上はヤバイかなと思い始めたころにやっと渋滞脱出!!
なんとか京葉道路へと侵入。
宮野木JCT付近では相変わらずの渋滞。
でも、ここはすり抜けで市原SAに到着。


今日は土曜日ではあるが11月末のせいか市原SAは空いている。
離れたところに止めたCB400のタンデムが羨ましく思えた。


館山自動車道路を木更津北ICで降りて、
らぱさんの定番鹿野山へと向かう。
あの渋滞以降は指の調子が良いので必然と速度が上がる。
鹿野山も一気に上り九十九谷公園でトイレ休憩。


今日は快晴!!房総の山々が綺麗に見える。
やはり、鉄馬は晴れに限る。


マザー牧場から望む東京湾。

むむ何処かで見たフレーズ、そう、らぱさんの6Rのレポからなのだ。
同じ場所からの眺めを昼間見たらこうなるのだ。
この写真では判りづらいが正面ちょい左に白く見えるのが富士山なのだ。
よーく見て頂きたい、写真の上部は綺麗な青空と白い雲なのに
富士山の下あたりから横に濁った帯状の空気が見えるだろうか。
これは何?これは首都圏名物スモッグである。
あのスモッグの下にいると判らないが離れた場所から見ると
おぞましい状況を目の当りにする。
あのスモッグの下で長年暮らしていたら身体に良い訳がないはずだ。


時刻は10時とまだ早いが竹岡に向かい梅の家さんでラーメンを食する。


これが今回食したチャーシューメン600円也。
見ただけでゲップがでてくる。
なんたるチャーシューの量。


何故か前回食した時より味が濃くなっており、
前回ほど美味いと感じられなかった。
でも、多分薬味のたまねぎをトッピングしなかったのがいけなかったのかもしれない。
この濃い味は薬味を入れる事でまろやかになるのかも。
梅の家さんの名誉のためにもう一度試しに行かなくてはならないな。

お腹も満たされたので来た道を戻り紅葉ロードに向かう。


いつ来ても気持ちの良い道である。
ご覧のとおり残念ながら紅葉は全体的にまだの様だ。
やはり12月上旬くらいが見ごろになるのだろう。



でも、一箇所だけとても綺麗に染まった所があった。
既に先客が居たのでベストポジションが取れない。



丁度休憩している様でなかなか出る感じが無いので
RTとの写真は遠くからとったもののみで、先を急ぐことに。


紅葉ロードをゆっくりと走り長狭街道から県道88、89へと繋ぎ嶺岡林道へ。
この辺りの紅葉もまだまだといった感じだ。


嶺岡林道から見た太平洋。
え、海が見えないって。
正面の山の向こうがすべて海ですよ。


実はこの写真を撮るために停車してサイドスタンドを下ろし降りたとたん、
自分の方へRTが倒れてきたのだ。
なんとか持ちこたえようとしたが相手は280Kgの巨体無駄な努力となった。
おまけに自分の身体が倒れるRTのクッションになる様に無意識に足を差し出していた。
なんと悲しい性。
御蔭で勢いは弱まったので被害は最小で済んだが、
私の足の指はつぶれて血豆ができてしまった。


これがパニアの傷。
ガードの位置を間違えている事が判明したのだ。
色つきのガードを買ってきてごまかすしかないだろう。


嶺岡林道からはR410を快適に飛ばして木更津北ICより帰途についた。

さて、帰宅後の指の状態はどうだろうか。
特にいつもと変わった感じは無い。
つまり、この程度の散歩なら大丈夫だということが判明したのだ。

大きな代償がかかった実験ではあったが鉄馬に乗れることの喜びを十分に味わう事ができた。
それから、RTは冬にこそ真価を発揮する鉄馬なのだということも納得できた。
更に、ストリートガード2は最高のアイテムである事も判った。
これ一つあればオールシーズン、雨が降ろうが最上の安心を与えてくれるのだ。
確かに高い買い物ではあるが、一年中これ一着で済むのだから割安感があるだろう。
RTとストリートガード2があればこの冬も楽しく過せるだろう。




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