8月24日(木) 曇り時々雨、 最高気温30度
キャンプ場の翌朝。
時折雨が降るので屋根がある場所で朝食を頂く。
この様な場所があるのは嬉しい事である。
今日の朝食はいつものシチューかけご飯。
それと、昨日の余りのウインナーである。
Angleが撤収に手間取り出発は約1時間遅れとなった。
申し訳ない。
キャンプ場を出発後田沢湖を一周する事に。
途中でまた雨に降られたが回復。
陽射しと共に田沢湖の素晴らしい景色が広がる。
田沢湖の水深は423.4メートルで日本一なのだ。
これがたつこ像。
民話ではこの田沢湖を作ったという絶世の美女らしい。
今日は一眼レフで写真撮影に勤しむらぱさん。
田沢湖を見いるべんべさん。
田沢湖からはR341で八幡平を目指す。
この道はなかなか快適な道である。
霧に覆われた八幡平アスピーテライン見返峠にて。
見返峠は秋田県と岩手県の県境でもある。
相変わらず霧に包まれた見返峠。
霧が晴れた一瞬をついて岩手県側を撮影。
このままアスピーテラインを楽しみたいが十和田湖、八甲田を周るには時間があまりにも乏しい。
ここで引き返す事にした。
今日のお昼は見返峠のレストハウスで稲庭掻き揚げ天ぷらうどん700円なのだ。
アスピーテラインから再びR341に戻り十和田湖へと向かう。
長閑な田園地帯を走り抜け鹿角からR282へと繋ぐ。
道の駅かづので休憩中に通り雨に会うが直ぐに回復。
雨上がりはムンムンムシムシなのだ。
十和田南よりR103で十和田湖を目指すが、十和田湖の直前で空は真っ暗。
ついに泣き出してしまった。
なんともついていない。
十和田湖を訪れたのは今回で3回目なのだ。
初めては今から27年前の高校の時、友人2人と東北3大祭りである、
秋田の竿灯、青森のねぶた、仙台の七夕を見に来た時に寄ったのだ。
そのときは快晴で真っ青な空と目の覚める様なエメラルドグリーンの湖とそのエメラルドグリーンが
そのまま流れ下る奥入瀬の光景が今も忘れる事ができない。
その光景を嫁に見せたくて新婚当時に再び訪れたが残念ながら曇り空で
景色はいまいちであった。
今回の旅のメインは、そう十和田湖との再会でもある。
十和田湖の景色は間違いなく私が感動した絶景のベスト3に入る。
しかし、最悪な事に大雨となってしまった。
日頃の行いが悪いせいか再びあの忘れえぬ光景を見せてはもらえなかった。
非常に残念である。
また、いつか来よう。
十和田湖休屋付近。あの遊覧船で奥入瀬の入り口子ノ口へ行く事ができる。
27年前にあの遊覧船に揺られた事を思い出した。
こんな暗い十和田湖しか見せられず非常に残念だ。
こんな十和田湖を見たらぱさんから「十和田湖って何が有名なの?」
と聞かれたが口でいくら説明したところであの感動を与える事はできないのだ。
休屋から子の口まで樹海をとおり、いよいよ奥入瀬に突入である。
天気も今一のため、やはり奥入瀬の色も暗い。
非常に残念なのだ。
銚子大滝付近にて。でも、これは銚子大滝ではない。
こちらが銚子大滝とらぱさん。
え、暗くてわからない。。。
雨の雫が写りこむ奥入瀬。
奥入瀬の終点焼山から再びR103で八甲田へと向かう。
今日の仕上げは酸ヶ湯温泉。
残念ながら本当に楽しみにしていた十和田湖の風景に落胆してしまい、
これから先の写真を撮る事をすっかり忘れてしまった。
酸ヶ湯温泉は300年以上の歴史を持つ古い湯治場であり、ヒバ千人風呂(混浴)が有名でその迫力に圧倒されてしまう。
別に混浴が目的で入った訳ではないが女性が入って来ると男性の視線が一斉に動くのが面白い光景であった。
酸ヶ湯温泉の情報はこちら。
八甲田も残念ながら雲海の中であった。
この辺は晴れていれば素晴らしい景色が拝めるはずなのだが。
酸ヶ湯温泉から東北道黒石ICに向かう途中に城ヶ倉大橋というアーチ支柱間255Mで日本一という橋を通るのだが、
ここも一気に通り過ぎてしまった。
黒石ICからは今日の宿泊地盛岡まで141Kmをただ走るのみ。
最後に夕暮れに映える岩木山を拝めたのが、本日唯一の救いとなった。
盛岡に到着した後、今日の夕飯はぴょんぴょん舎で焼肉と冷麺を頂いた。
実は、食堂園に行くつもりではあったがホテルから少し離れている事もあり
お疲れな私達は目の前にあるぴょんぴょん舎となったのであった。
ぴょんぴょん舎の冷麺は初めてではあったが、麺も固過ぎず、スープも辛過ぎずと非常に食べ易い冷麺であった。
なるほど盛岡市民に人気の訳だ。
家族にお土産として宅配してもらったのは言うまでもない。
非常に美味しいと家族も喜んでいた。
明日は東京に帰るのみ。