初めての富士キャンプの旅


今回の旅は、BMに乗り始めてからずっと憧れていたキャンプツーがやっと実現したものである。
当初は奥飛騨での熊さんと仲良くなろうキャンプを行う予定ではあったが、
無情にも梅雨前線は日本列島に居座り続け各地に多大なる被害を与えており、
奥飛騨へのキャンプは無謀との意見があり近場で影響の少ない富士の麓のキャンプ場に変更となったのである。
しかし、このまるで初級者用と思えるファイミリーキャンプ場を選択したことは
初心者のAngleにとっては願ってもない事でもあったのだ。
今回の参加者はらぱさん、アパッチさん、べんべさんとAngleがキャンプに挑み、
一郎さんは翌日仕事のため土曜日のみ参加してくれたのであった。
走行距離510Km


7月22日(土) 曇り所により雨、 最高気温29度

この時期は毎日毎日時間単位で天気が変わる。
今朝の天気予報は静岡方面は曇り時々晴れの予報であった。
よっしゃ〜!!と初めてのキャンプなので朝から気分はハイ状態である。
予定どおり、揃い立てのキャンプ道具をトップケース、パニアに分散し出発したのは7時半であった。
途中、頼れる相棒Angle号に朝飯をたっぷりと与えていざ首都高へ!!
今回の行程ではすべてETCが使えそうなので料金所での煩わしさは解消されるはずだ、
と思いながら渋滞の環七を我慢すると加平南より突入、ETCのありがたみに感謝しながら本線へ、
しかし、こちらも予想通りの渋滞が始まっていたのである。
フル装備のRTで最大の集中力ですり抜けてなんとか待ち合わせの東名港北PAに着いたのであった。
あ〜首都高の渋滞は本当に疲れる。




既にらぱさん、べんべさん、一郎さんは到着していたのであった。
ジャ〜ンこれが今回お披露目の「なんちゃってパワーカップレプリカR」である。
本物はなんちゃってなんてとんでもない、かなりカッコイイ!!
この色は前のレッドに比べるとかなりイイッスよ。



これがササキのチタン製フルエキ。
いい色に焼けている。
そして、Stanhopeのステッカーが只者では無いことを知らしめているのだ。



こちらはお馴染みべんべさんのキャンプ仕様R。
旨くキャンプ道具をまとめている。
今回はべんべさんもニュースクリーンがお披露目の予定ではあったが、
次回の白馬まで伸びてしまったのだ。



こちらはらぱさんの巨大スクリーンとアクセントとなる超お手軽シールによるドレスアップなのだ。


アパッチさんが到着したので富士山の裾野大野路ファミリーキャンプ場へと向かう。
途中厚木までは渋滞していたがなんなくすり抜けて御殿場で下り大野路ファミリーキャンプ場に到着。
キャンプ道具を下ろした後富士山スカイラインへ向かう事にした。
丁度お昼時なのであまり店も無いことから途中の看板に誘われて辿り着いたお店は。。。
ジャンヌのまなざし」なのだ。
このジャンヌのまなざしはホースランディングクラブアルカディアのクラブハウス2Fにある。
なんと、クラブの入会金は150万円也との事、さすが駐車場に止まっていたのは外車ばかりなのだ。
もちろん我々の鉄馬も外車には変わらないのではあるが。。。



これが今日のお昼ジャンヌのまなざしさんのハーフコース2625円也。
これは前菜ですよ。
写真はいつもながら食べかけばかりで申し訳ない。


これはパンなのだ。


これはスープなのだ。冷製のコーンクリームスープかな??


メインディッシュのあまだい??えぼだい??の。。。忘れた!!


これはディザート!!


そしてこちらが外観なのだ。
天気がよければ富士山が見えるらしいが、あいにくの天気で周りは馬以外見えません。

実はAngleは大の生馬好なのだ。
JRAの競争馬4頭に現在出資中でもある。
成績はといえば6歳馬が2週間前に3着に入り210万円を稼いでくれて大騒ぎをしたばかり。
しかし、手元に入るのは共同馬主なのでこの賞金の極極一部で微々たるもの。
という事でAngleは馬刺は絶対に食べないのだ。

さてお腹も満たされたので富士山スカイラインへと向かう。



途中水ヶ塚PAで新五合目に突入するかを検討し、
その結果突入することになったのだ。
その間にアパッチさんのハイシートをチェックするべんべさん。


富士山新五合目にて。
後ろに富士山の頂上が見えるはずなのだが、雲の中。。。ざんね〜ん!!


おっと並びを変えたとたんに視界が開けたのだ。
これはマジックか!!って誰の???


折角なのでAngleとべんべさんが入れ代わりに。


この地点は2400Mなのだ。なんと渋峠より高いのだ。
ここから頂上まで登山するには5時間から7時間かかるとの事。
そして、登山する人は高山病予防のためこの場所に1時間くらいいないといけないらしい。


展望台より雲海を望む。
この展望台は標高2400Mなので雲より高いのだ。
下界はもちろん雨だろう。

富士登山に興味のある方はこちらへ。

新五合目も十分に楽しんだので次の目的地本栖湖まで進む事にした。


新五合目からスカイラインへ下りる途中は車で詰まっていたのだ。
退屈そうなGTとらぱさん。
この道は詰まってさえいなければ結構楽しめる道ではあるが、
夏休み期間はマイカー規制があるのでご注意を。



同じくべんべさんと一郎さん。

雨模様の富士スカイラインを気持ちよく?走りぬけて一行はR139で本栖湖を目指す。
途中朝霧高原では見事な富士が拝めるはずなのだがこの日はすっかりガスの中。
ところが、本栖湖付近まできたらなんと晴れ間が出ているではないか、
ほんの少し場所が変わるだけで刻々と天気が変わるのは霊峰富士が高いからなのだろう。


すっかり晴れた本栖湖にて。
らぱ号の周りでガーミンをチェックするらぱさんと一郎さん、そしてアパッチさん。


本栖湖でしばし休憩を取ったあとに河口湖へ向かう。


河口湖へ向かう途中にさしかかったある場所???
そう、自殺の名所青木ヶ原樹海!!
この国道から一歩樹海に入り込めば二度と。。。


河口湖で一郎さんと分かれた後は東富士五湖道路で一気に須走まで下り、
無事富士山を一周した後はスーパーで食材を仕入れてキャンプ場へ戻ったのだ。


これはAngleのテントコールマンのツーリングドーム。
大きな前室がトテモ便利なのだ。
しかし、テントの下にシートを敷いて前室に荷物を置いていたら、
夜中の雨ですっかり水浸しになってしまったのだ。
教訓:大事な荷物は全てインナーテント内に入れる事!!



こちらはらぱさんの2人用テント。
2人用の理由は息子さんと水入らずで楽しいキャンプを送るはずだったのだが、
息子さんはキャンセルとなりました。



これはAngleと同じべんべさんのテント。
やはり、コールマンは高機能で廉価が受けて人気は高いようだ。



こちらはアパッチさんのゴアテックステント。
4つのテントのなかで一番高価なテントなのだ。



そして、リビングとなるアパッチさんのタープ。
これがあった御蔭で雨でも朝食を4人で取る事ができたのだ。



さて、火お越しが始まったのだ。
この焚き火台があれば簡単なBBQもできるのだ。
優れもの!!もちろん提供者はアパッチさん。



鳥の手羽に牛肉、ホタテなど好きな物を焼いて食べるのだ。
もちろん、まずいはずが無いのだ。


食事がひと段落したところでキャンプ場にある露天風呂へレッツゴー!!

一風呂浴びたあとは焚き火で団を取り、そして初めてテントで眠りについたのだ。

ところが、夜中からの雨の音で十分に眠れなかったのだ。
まあ、初めての経験なので仕方ないだろう。
結構まともな雨ではあったがコールマンのツーリングドームは雨漏りなどはまったく無かったのだ。



今日の朝食のさとうのごはんを暖めているのだ。
イワタニのジュニアバーナーは火力も強く直ぐにお湯が沸騰するのだ。



べんべさんはパスタ、らぱさんはパンとスープにお粥だったかな??もちろん、朝食です。


アパッチさんの朝食はシチューとパンなのだ。


最後に、これがAngleの朝食なのだ、純日本食でご飯に味噌汁、秋刀魚の蒲焼缶詰。
そして、らぱさんから頂いたお粥とコーヒーなのだ。
少し食べ過ぎたようだが、自然の中で食べるごはんは何を食べても美味しいものだ。


朝食後は雨も上がり、急いで撤収したのである。
最後に全員で記念撮影なのだ。


二日目は怪しげな天気の静岡から山梨側に周り河口湖から御坂峠を越えて勝沼の天空の湯で汗を流し、
いつもの笛吹川温泉のそば丸でお昼を頂いた後は勝沼ICから中央道、首都高で帰宅したのであった。
残念ながら二日目の写真はカメラのバッテリが切れたためありません。
詳しくはアパッチさんのフォトアルバムを参照して下さい。

今回の旅は初めてのキャンプだったが、ほんの少しだけキャンプの楽しさを味わった様な気がする。
もちろん、グルメな宿も良いのだが、そちらは夏以外で楽しみ、
夏こそは自然の中で、毎日送る生活とは違う一日を送ってみるのも人生のスパイスとして必要だと思うのだが如何だろう。
すっかりハマッテしまったキャンプ、次回は是非子供の頃に見たあの満天の星空の下で寝てみたいものだ。
今回の楽しいキャンプの案内人であるアパッチさんにまたまた感謝である。



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