凍える房総の旅

今回の旅は久々に房総へ走りを楽しみに行った旅である。
曇天の房総、気温4度とあまりの寒さに気が滅入りリタイアも考えたが、
空いた裏道がそんな気分を盛りたて、熱い走りへと駆り立ててくれたのであった。
走行距離318Km


2月18日(土)曇り、最高気温7度


今日も寒い日だ、先週のぽかぽか陽気を期待したが見事に裏切られての曇天である。
来週に延期したいところだが、だんだんと忙しくなるのでそうも言ってられない。
男は黙って決行あるのみなのだ!!
しかし、参った。。。


朝の市原SA。凍える寒さなのに元気なライダーが数人いた。

館山道木更津北からいつもの県道33、92で鹿野山を登る。


九十九谷公園で九十九谷を見下ろす。

家を出た頃は太陽が出ていたので期待したが、房総半島はすっかり厚い雲に覆われていた。


マザー牧場からの眺め。眼下は東京湾。晴れていれば海ほたるもしっかりと見えるはずだが。。。

あまりの寒さにメゲテしまい、引き返すつもりになっていた。
しかし、体が冷え切っているので頭に浮かんできたのは竹岡梅の家さんのラーメンである。

よし、それを食べて帰ろう!!

上総湊からR127を走り始めると寒いけどもう少し走りたい気分になってきた。
それならばと思い、三芳村で辛子茄子と枇杷ジャムを買って帰ることにした。

その後。。。

道の駅三芳村で買い物を済ませたら日差しが少しだけ出てきたので、
ここまで来たのだから和田町で鯨を食べて帰ることに決めた。
和田町の鯨は前々から気になっていたので、いつかはと思っていた。

ここが今日のお昼となった和田町のくじら家さん。


くじら家さん。駐車上には結構車が。
手前が売店で奥が食堂になっている。


こちらが食堂。結構込んでいた。


これが、くじら家さんの鯨のステーキ1400円也。
鉄板と鯨の色が似てるので写真では見分けが難しい。
ニンニクの利いたソースと鯨肉がマッチしてなかなかの味である。
この他にくじらづくし2000円というのもある。


鯨は幼少の頃、給食にもよく出てたし、家にはいつも焼肉や大和煮と称した缶詰が置いてあったこともありよく食べていた。

しかし、最近は鯨も捕れなくなり牛肉も安くなったおかげですっかり食べなくなってしまった。
いや〜本当に懐かしい味に感動した。
このほかにも竜田揚げやたたき、刺身などもあった。

食後はお腹もいっぱいになり俄然元気が出てきたので鴨川から県道89でワインディングを楽しみ、
嶺岡林道で尾根を鴨川まで逆走し、
また、長狭街道でR410まで戻り、
最後はR410を北上して木更津北ICから帰宅の途についたのであった。


嶺岡林道から海を見る。しかし、海と空の色が同じで見分けがつかない。
天気さえよければここからの景色は最高なのだが。。。
とても、残念だ。

今回の旅は菜の花を見に行ったのだが、まだまだのようだ。
本格的な春まで、もう少しの辛抱というところだ。