甲州ほったらかしへの旅
 

今回の旅は、青梅より塩山までの青梅街道を堪能し、塩山と言えば定番の
そば丸で舌鼓を打ち、仕上げはほったらかし温泉で疲れを癒す旅であった。
4月から高速タンデム解禁となり、また、気温も上昇し、ツーリングシーズン開幕という、
そんなおり、嫁とのタンデムをシミュレーションする目的もあったのだ。
走行距離316Km

 

4月17日(日)  晴れ

今日は絶好のツーリング日和である。
目的地である甲府の予想最高気温はなんと、夏日の26度であった。
東京の朝6時の気温は10度と肌寒い。
しかし、26度という言葉に惑わされ、Tシャツに長袖のポロとスリーシーズン用ジャケットという、
軽装での出発となった。
今日は、タンデムで嫁を乗せて奥多摩に行く事を想定して、三郷西から外環道に乗り、
関越所沢で降りて青梅に抜ける道を選択した。
残念ながら、今回はタンデムできないが、いつか実現したいものだ。

さすがにツーリングシーズン開幕となり、バイクの数が多いのなんの、
それに何故かBMWばかりに遭遇するのは不思議だ。
外環、関越と渋滞もなく順調に来て所沢で降りる。
R463から県道179を経由して小作付近で青梅街道に出る。
この後は塩山まで、このまま青梅街道をひたすら走るのみ。
青梅街道も御岳付近を過ぎて来ると寒さが身に染みてくる。
念の為に電熱ベストを持って来たので、すかさず装備。
電源ON、体は温かいが腕から爪先までが冷たい。
前回はグリップヒーターをOnにすれば問題なかったのだが。
そうだ、今回はナックルガードを外しているのだ、
その影響かもしれない。


青梅も越えると、多摩川もこんな感じになる。


トテモ東京という感じがしない。

寒さに耐えながら奥多摩湖に着いた。
ここで、小休止。


奥多摩湖、都民の水がめである。


奥多摩湖の周りは桜が丁度満開であった。

日向で十分に体を温めて、いざ出発。
早く、ほったらかし温泉にはいりた〜い。

奥多摩湖を後に青梅街道を丹波渓谷へと進む。
残念ながら、新緑ではないが渓谷沿いの道はトテモ気持がいい。


丹波渓谷。せせらぎが気持良い。


青梅街道はトテモ気持良い道なのだが、路面が結構荒れているので注意が必要。
新緑か紅葉の時期にまた訪れて見たい道である。

ヘアピンを幾つかクリアした後に柳沢峠に出た。
ここに茶屋があるのだが、今日はたくさんのバイクと車で埋まっているので、
そのまま通り過ぎる事にした。
峠の風景を写真に収められないのが残念である。

峠を越えたら、後は下りなのだがヘアピンの連続である。


柳沢峠の南斜面。
正面の2つ橋の先が柳沢峠である。


青梅街道も塩山市に入った。
なだらかな下り斜面の両側には鮮やかなピンク色の桃の花が満開である。
トテモ奇麗なのだ。


あまりの奇麗さに思わず路肩に停車。


素晴らしいの一言。
偶然にもrinさんと似たような場所で撮影したようだ。

時刻は11時を過ぎている、五時半に朝飯を食っているので腹が減った。
塩山と言えばそば丸である。昨年のR三銃士のツーで食した場所だ。
一風呂浴びる前に美味しいそばをご馳走になろう。


今日のお昼は笛吹川温泉、そば丸のかき揚げ天もりの大盛1350円である。
お店のおねーちゃんが他の店よりか少ないというので、大盛にしたのに、
かき揚げが2つついているなんて聞いてないヨ〜!!
恥ずかしながら、残してしまった。そば丸さん、ごめんなさい!!
でも、旨い!!

さあ、腹も満たされたし、後は今日のメインイベントであるほったらかし温泉のみ!!
ほったらかし温泉は以前からずう〜っと気になっていた温泉である。
残念ながら、前回のらぱ隊長とのツーリングには仕事の都合で参加できず、
今回やっと行く事ができたのだ。

ほったらかし温泉は笛吹川フルーツ公園の中を通った先にある。
今日は天気もよく、笛吹川フルーツ公園はたくさんの行楽客で賑わっていた。


らぱ隊長はこっちの湯につかったので、同じこっちの湯に入ったつもりが、
後で気がついたのだが、実はあっち湯に入っていたのであった。
一見空いているように見えるが。


団体さんが来るとこうなるのである。


チョット失礼。眺めは最高。あ〜本当に気持が良い。


トテモ広々としている。
天気も良いし、展望は抜群。あ〜本当に気持が良い!!

や〜本当に満足である。
こんな気持の良い露天風呂に入った事はなかったな。。

体も癒されたので、帰宅する事にした。
帰りは勝沼から中央道に乗り高井戸で降りて環七を使う事にした。
これも、タンデムのシミュレーションである。
今日は、都内の道は割と空いていて高井戸から1時間で帰宅。
渋滞の首都高と同じ位だったのは驚きである。
 

今回の旅は、以前から一度走りたかった一郎さんお勧めの青梅街道を楽しみ、
また一度来てみたかったほったらかし温泉に入る事もできた。
これだから、旅は止められないのである。
また、新たな未知の場所に行ってみたいものだ。
中央高速で3台のタンデマーと遭遇した。
やはり、ハーレとGSであった。
トテモ不思議な感じがしたが、これからはそれも当たり前になるのだろう。