雨にたたられて房総の旅
今回の旅はLa-permさん、有ちゃんさんと久々の房総への旅になるはずであったが、
朝からの雨のため、有ちゃんさんはリタイアとなり、AngleとLa-permさんの二人旅となった。
房総はLa-permさんのホームグランドなので、Angleの知らない房総をいろいろと教えてもらえたのだ。
鹿野山からマザー牧場、不動の水で名水を頂き、もみじラインを走り保田の「ばんや」で美味しい刺身を食し、
また裏街道でワインディングを楽しみ三芳村で買い物、最後に清澄寺に立ち寄り帰途についたのである。
房総はもう何回も来ているが、今回はLa-permさんと二人で楽しい旅となったのである。
走行距離328Km
10月 11日(月)体育の日
前日の天気予報は外れ、朝から雨となった。
中止にするかどうか迷っていると、天気予報は午後から晴れるとのこと。
そして、出発の1時間前には雨は上がっていた。
よし、行くぞと準備にとりかかり、いざ発進したとたん、ガードレールに乗せていた右足が、
挟まり遭えなく転倒。本当にドジである。いつもなら、ガードレールと鉄馬との間に足は下ろせる
様に止めるのであるが、今日に限ってガードレールに寄りすぎて右足が下ろせずガードレールに、
足を乗せての発進となってしまったのだ。どうやら右足は捻挫したみたいだが、痛がっている訳にはいかないのだ。
なんと言っても自宅の前である。「お宅のご主人、今朝バイクを倒してたでしょう。大丈夫だったかしら?」
なんていう近所の奥さんの言葉が頭をよぎり、回りを見回したが、運良く誰にも目撃されていないらしい。
よし!とばかりにあわてて、鉄馬を起こし、直ぐにダメージを確認するが、なぜかどこにも傷が見当たらない。
ラッキーなのか、アンラッキーなのか分からないまま、気を取り直して、再発進したのであった。
もう、転倒も3回目ともなれば慣れっこである。
しかし、転倒を防止するため、足つきを良くしようとあんこ抜きをしたのに、こんな形で転倒するとは、
トホホである。
京葉道路、篠崎入り口付近までくると、また雨が落ち始めた。
一度停車して携帯を確認したがメッセ-ジは無いみたいだ。
それではと思い、京葉道路に乗ったが舟橋付近からは一段と雨は激しくなった。
10分遅刻で待ち合わせの市原SAに着いたのは9:40である。
La-permさんはもう到着していたのである。
協議の結果、午後から天気の回復を信じて続行することとなったのである。
木更津北インターで館山道を降り、県道33号、92号、93号と走り、鹿野山途中の九十九谷公園で休憩。
九十九谷公園のパーキングでRSとツーショット。
雲の中なので回りは何も見えない。
この写真は今年6月に、この公園で九十九谷を撮影したもの。
天気さえよければ、とても景色の良いところである。
霧でほとんど見えない状況のまま、マザー牧場へと走る。
マザー牧場でツーショット。
この状況でも、お客さんがいたのには驚きである。
霧の中のマザー牧場、今度は天気の良い日に来たいものだ。
マザー牧場から、県道93号を下り始める。後で分かったのだが、この道、休日は上りの一方通行らしい。
La-permさんは平日しか来ないから、分からなかったのだ。
県道93号から、R465へと入り、もみじライン(県道182号)へと入る。
途中の不動の水に立ち寄る。
いつも、ここの水を汲みに来る人で絶えないらしい。
不動の水。ポリタンクに水を入れる人たち。
水量はとても豊富である。味はとてもまろやかで美味しい。
この山の上にお社がある。
不動の水が湧き出る山の上にあるお社。
La-perm さんが用意してくれたペットボトルに不動の水を詰めてお土産にすることができた。感謝。
また、もみじラインに戻り横根峠まで下る。雨はいつのまにか上がっていた。
もみじラインはその名のとおり、紅葉の季節11月末には、見事な景色に変わることでしょう。
そのころにまた訪れたいものだ。でも、La-permさんの話では、やはりここも混雑するとの事。
もみじライン終点から、長狭街道(県道34号)へと入る。
この道は保田と鴨川を結ぶ道で、なかなかいい道である。
路面も部分的に乾いてきたので、La-permさんのスピードが上がる。
しかし、先日の台風の影響で路面にぐちゃぐちゃの木屑が落ちていて、あわやの場面も。
気持ちよく?走って保田の町についた。
ここの「ばんや」で昼食である。
この「ばんや」は保田漁協が経営しているだけあり、朝捕れた新鮮な魚を食べさせてくれるのだ。
ばんやの入り口。
中に入ってびっくり、12時過ぎとは言え、ものすごい混雑。
しかし、10分ほどで案内されたのだ。
これが、本日の刺身盛り合わせ定食。
金目、さわら、わらさ?、太刀魚、もう一つは忘れました。
これで\1520です。もう、今まで食べたことが無いくらい美味しい刺身で大満足。
特に金目の刺身が絶品でした。
La-permさんはこの他にあじフライを注文してましたが、また、このあじフライが美味い。
ネタが新鮮だからですね。いや〜らぱさん、ご馳走様でした。
いや〜美味いものが食べられるのも、旅の醍醐味というものですね。
この美味しさを一人で味わうのはもったいない。是非、家族で来たいものです。
天気も完全に回復したので、カーナビを装着して走ることにした。
保田からは海岸線を南下して、勝山まで下り、県道184号に入り、県道88号へと繋ぐ。
ここからは、また裏道である。この県道88号はR127混雑時の迂回路であるが、
この道がまた、気持ちの良い道である。
路面も完全に乾いているので、ワインディングを堪能できたのだ。
途中、道の駅三芳村でお目当ての辛子茄子と大根の漬物を購入。
どちらも、La-permさんのお勧めである。
また、空模様が怪しくなってきたので、ナビは直ぐに撤収したので、
この先のルートは間違えているかもしれない。
なんせ、La-permさんの後を付いて行くだけなので、ルートの心配をする必要がないのだ。
多分、三芳を出て県道296号からR410に入り、細野で長狭街道に入り鴨川に抜ける。
鴨川からはR128には入らず、海岸線を天津まで行き、そこから県道81号に入る。
途中、清澄寺に立ち寄る。
清澄寺の門前でLa-permさん記念撮影。
清澄寺境内。
清澄の大スギ。高さ47M、推定樹齢600年とのこと。
清澄寺からは清澄養老ラインとなるが、道が狭い上に工事が多く、大変な道であった。
R465に入ってからは道も良くなった。途中、また県道81号に戻り、32号と繋ぎ久留里に抜け、
上総アカデミアパーク経由で木更津北より館山道、京葉道路経由で帰宅である。
帰宅後、この辛子茄子を肴に不動の水で焼酎を頂く。
う〜ん、どちらも美味い。しかし、この辛子茄子は強烈である。
頭を突き抜ける衝撃がある。しかし、なぜか後を引くのである。
また、食べたいな。
今回の房総は、あまり知らない裏街道を主に走る事ができた。
これらの道は結構楽しめる穴場的存在である。
紅葉の時期にまた、是非訪れたい。
また、あんこ抜きの効果で、足つきはかなり向上したし、
カーナビは見やすく、なかなか良かった。
我ながら、上手く出来たものだと関心しているのだ。
これで、道に迷うことも無くなるだろう。