エンジンオイル交換

距離を走れば走る程オイル交換やタイヤ交換の費用がかさむのは仕方ない事ですが、エンジンオイル交換工賃無料のディーラーさんもあるなかで、なんと愛用のディーラーでのエンジンオイル交換工賃の大幅な値上げとなりました。そこで、少しでも負担を軽くするべくエンジンオイルの交換を自分で行う事にしました

始めるまでは少し不安でしたが、やってみたら意外と簡単!!
4輪の様に車体の下にもぐり込む必要もありません。
やはり、バイクは自分で弄れるのが楽しいですね。
今回は最初なので少し時間がかかりましたが、慣れれば30分程の作業で済みそうです。
とても簡単な作業で工賃を節約できるのだから良い事ずくめです。
交換できるオイルはいろいろありますが、どれが良いのか解らないので米国で売られている純正品を使う事にしました。

オイル交換に必要なもの。
  • エンジンオイル
    • BMW米国純正 SG 20W-50     1本 946ml 800円
  • トルクレンチ
    • KTCデジラチェ GWE3-60       14500円 
  • ヘキサゴンレンチ
    • KTCヘキサゴンレンチ 8mm     640円
  • 首振りエクスパンジョン
    • KTC製 1690円
  • エンジンオイルドレンガスケット
    • 100円、ディーラーでは40円で購入可
  • 廃棄用オイルパックり 298円
  • オイルポット 298円
R1200RTのエンジンの裏側。
(結構汚れています。)


  • エンジンオイルドレンボルト
    • ヘキサゴンレンチで外しエンジンオイルを抜く。
    • エンジンオイルドレンボルトを挿入する際は新しいガスケットを使う。
    • 締め付けトルクは32Nm。
  • オイルフィルター
    • オイルフィルターを外すにはオイルフィルターレンチが必要。(AVSA-B76)
    • 締め付けトルクは11Nm。
トルクレンチ

R1200RTではエンジンオイルドレインの締め付けとオイルフィルターの締め付けの2箇所で必要になります。
エンジンオイルドレインは32Nmで、オイルフィルターは11Nmで締め付けます。ですから、11Nmから32Nmをカバーしているトルクレンチが必要になりますが、今回はトルクレンチの中では割と安価なKTCGWE3-60を選びました。このデジラチェはプリセット型ですが、設定トルクになるとアラーム音を出してくれます。実際使用する時は表示画面が下になるので締め付けているトルクを表示面で見る事はできませんが、アラーム音で設定トルクにになっている事が解るのでとても便利です。



廃油用オイルパックリ


オイル吸収材が廃油を吸い込んでくれて、そのまま可燃ゴミとして廃棄できるので便利。
左の写真は エンジンオイルドレンボルトを外してオイルを抜いているところ。
オイルが温まっている場合には熱いので注意。

外したオイルドレンボルトとガスケット。

左が使用済みのガスケットリングで右が未使用のガスケットリング。
ガスケットリングはオイル交換の度に交換しよう。
BMW米国純正オイル。

純正ですが輸入品のため安価です。
BMW米国純正オイルは鉱物油。
写真では結構濃い色ですが現物はもっと薄くて綺麗。
今回は安心な純正品を使いますが、ValvolineやCHEVRON等安価なオイルも手に入れる事ができるので、今後はそちらも使ってみて違いをみてみようと思います。

廃油オイルパックリに吸い込まれていく廃油。

結構汚い色をしてます。
オイル交換した後はエンジンの回り方が非常に滑らかになります。それだけオイルは汚れているのですね。
やはり、まめに交換してやりたいものです。